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小林よしのり
2015.3.20 07:00日々の出来事

なぜ「破防法」適用を阻止したのか?


地下鉄サリン事件から20年ということで、ここ数日、

今日は特に、オウム真理教の話題ばかりテレビが

やっている。

当時メディアに出ていた弁護士たちも出演して、

現在のアレフも光の輪も、同じオウムの分派活動だと

言っている。

アレフは麻原彰晃に帰依しているし、光の輪も脱麻原と

言っているが、実は教義は変わらないと解説している。

公安もそう見ているそうだ。

 

わしはオウムに関わる弁護士が出てくるとふざけるなと

ムカつくのである。

なぜなら、わしが「破防法」の適用を主張

したとき、彼らは左翼だから、

それに反対したのだ!

 

破防法が適用されなければ、信者を増やして、活動資金も

増やしていくのは当たり前だ。

破防法があれば、あのように一か所のマンションや不動産に、

信者が集結することは出来なかったはずである。

 

なぜ弁護士たちが、アレフや光の輪に入信する若者が

増えていることを憂慮しているのか?

その資格があるのか?

 

信者が増えるのは当たり前だ。

教団が存続するからである!

 

破防法を阻止して、教団存続を望んだのは、オウム関連の

弁護士たちであり、ジャーナリストたちである。

いったい、その責任をどう考えているのか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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